モノ作りの粋を結集した工程・品質管理で、
信頼性の高い製品群を実現

社内各部門からの情報を元に、徹底した工程管理・品質管理で、高品質の高強度鉄筋を製造

優れた特性と高度な品質を誇る高強度鉄筋をはじめとする、当社の製品群の製造の要となるのが、工程管理と品質管理です。
開発部門から寄せられた最新スペックや仕様等の情報、営業や施工フォロー部門から寄せられるお客様ニーズの情報など、社内の各部門からフィードバックされた情報をもとに、徹底した管理体制のもとで信頼性の高い高品質の製品を製造しています。


工程管理における重要なポイントが、精錬と成分調整、そして圧延管理です。高強度鉄筋は成分配合が非常に精妙で、厳格な成分管理が求められます。そのため、原料配合の段階から徹底した管理を行っています。
精錬では、電気炉での成分調整に加えて、取鍋製錬(LF)でもサンプル採取を行い、最新鋭の発光分光分析機による成分分析データを元に、成分調整を行います。

ノウハウを結集した圧延工程管理、最新試験器での厳密な品質測定を通して、信頼性の高い製品を実現

連続鋳造の段階では、モールド電磁攪拌装置で均一に冷却します。その後、ビレット(鋳片)を加熱して圧延します。圧延工程における成分、温度、通過速度の管理が鉄筋の強度を左右するため、当社の製造技術の粋を結集して品質向上を実現しています。

 

加工段階では、当社独自の孔刃による精緻な切断をはじめ様々な創意工夫で、最終段階での品質向上を追求。こうして製造された製品群は、QSセンターで厳密な品質測定を実施します。


測定は鉄鋼業界でも数少ない250トン疲労試験機による精度の高い測定を実現。ゼネコン各社の構造設計部門や現場サイドのニーズと信頼に応えた、満足度の高い製品を提供し続けています。