資源リサイクルで循環型社会への転換と、地域社会の環境保全を推進

地域社会と共生する循環型産業構造に向けた取り組みを推進

当社の鉄鋼事業は鉄スクラップを電気炉で溶融し、不純物を取り除いたうえで加工して鉄筋コンクリート用棒鋼に再生する、リサイクル事業といえます。

一方、環境リサイクル事業では、廃自動車や廃家電、医療廃棄物などの資源リサイクルを行っています。この中核となるのが八戸工場です。

経済産業省、環境省からゼロエミッションモデル地域として承認されている「青森エコタウン※」の中核施設として、地域社会の環境保全に貢献しています。

 

※青森エコタウン

すべての廃棄物を安全・低コストで再資源化する「ゼロエミッション」を目指し、東京鉄鋼をはじめとする3社共同で運営する、青森県八戸市にある施設群の名称です。

環境リサイクル事業の流れ

当社の環境リサイクル事業は大きく二つの流れがあります。その一つが製鋼用電気炉を活用して有害な産業廃棄物を無害化する分野であり、もう一つが、廃自動車や廃家電などの廃棄物を破砕・分別して、鉄などの有用資源を回収、プラスチックなどは炭化処理し、燃料として再利用する分野です。

電気炉による産業廃棄物無害化処理分野

電気炉はアーク放電と呼ばれる雷に似た放電により、鉄スクラップを溶融します。その際の温度は1600℃以上になります。

この高温を利用して、医療廃棄物やアスベストを溶融することによって無害化処理が可能となります。

廃棄物の分解・分別による再資源化分野

廃家電や廃自動車には、鉄や銅などの有用金属が含まれていますが、ガラスやプラスチックなどと混在しており、そのままでは再利用できません。八戸工場では、シュレッダー(破砕機)で自動車や家電製品を破砕・分別して、鉄分については、棒鋼の原料として利用、銅や再利用可能な資源などは外部へ販売しています。残ったプラスチックなどは、炭化炉で処理してガスや炭化物として回収し燃料などに利用しています。

リサイクル事業の業務フロー