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東京鉄鋼とは

東京鉄鋼のこれから

ここまで現在の東京鉄鋼の特長や強み、ビジネスの流れについて解説してきましたが、これからの東京鉄鋼が描く未来はどのようなものなのでしょうか?

「Japanブランド」建材の代表格として海外へ

東京鉄鋼は、国内市場の深堀および鉄筋周辺分野の開拓を強化する一方、2015年7月、「海外開発部」を立ち上げ、海外展開も加速させています。特にマンションやホテルなど高層・大型建築物の建設が多い地域への展開に注力していきます。

 

もちろん海外においても品質や安全性を訴求するとともに、技術提案をコアとした建設現場の省力化に貢献する東京鉄鋼の強みを発揮し、製品の価格競争に巻き込まれることなく、「Japanブランド」建材として価値を提供していきます。

 

東京鉄鋼のビジネスモデルは海外でも競争力を有すると期待されており、「グローバルニッチトップ企業100選」(経済産業省)にも選定されています。

電気炉をフルに活かす環境リサイクル事業

将来に向けた東京鉄鋼の新たなチャレンジ、それが環境リサイクル事業です。この事業を牽引するのは、「あおもりエコタウン」の中核施設でもある八戸工場。高温での無害化、溶融処理が可能となる電気炉を頂点とした各種設備を活かし、医療廃棄物、廃自動車、廃家電などを処理し、資源としての再生を手掛けています。

環境への関心が高まるなか、循環型社会の実現にさらに貢献することを目指し、事業の次の柱へと進化させたいと考えています。

※ あおもりエコタウン

すべての廃棄物を安全・低コストで再資源化する「ゼロエミッション」を目指し、東京鉄鋼をはじめとする3社共同で運用する、青森県八戸市臨海部にある施設群。経済産業省、環境省からゼロエミッションモデル地域として承認され、地域社会の環境保全に貢献しています

人材を育成し、「ソリューション」を提供し続ける会社へ

東京鉄鋼が最も大切にしていること、それは人材育成です。開発、製造、営業部門に渡り、お客様ニーズに応えることができる技術的知識、工夫を身につけることを基本にしています。その結果として、いまでは継手類などを合わせた高付加価値製品やサービスの売上高は、約70%を占めるまでになっています。

 

 

東京鉄鋼が描く会社の未来。

 

 

それは「モノ」の提供だけでなく、高付加価値の製品・工法・サービスを組み合わせ、リサイクルで循環型社会の実現に貢献する、「ソリューション」を提供し続ける会社という姿です。